契約アンペアを計算する

同時に使う家電の台数を入力すると、合計電流と契約アンペアの目安を確認できます。

同時に使う家電

家電 目安 台数 小計
7A-- A
15A-- A
13A-- A
12A-- A
13A-- A
14A-- A
13A-- A
3A-- A
2A-- A
1A-- A
10A-- A
10A-- A
A
%

計算結果

同時使用
43.0A
余裕込み
49.5A
契約目安
50A
初期例ではエアコン、電子レンジ、ドライヤー、冷蔵庫、テレビ、照明を同時に使う想定で、余裕率15%を加えると50Aが候補になります。家電の実際の銘板値を入力して調整してください。

初期例の内訳

エアコン7A + 電子レンジ15A + ドライヤー12A + 冷蔵庫3A + テレビ2A + 照明4A = 43A。43A × 1.15 = 49.45Aのため、候補表では50Aに切り上げます。

契約アンペア計算で見るべきポイント

確認項目 見る理由 判断の目安
同時使用する家電 契約アンペアは一度に使える電気の大きさに関係します。 電子レンジ、炊飯器、ドライヤー、暖房を同時に使う時間帯を想定します。
季節ピーク 冬の暖房や夏の冷房で最大使用量が変わります。 1年で最も電気を使う場面に合わせて余裕を見ます。
基本料金 アンペア制の料金では契約容量が基本料金に反映されます。 頻繁にブレーカーが落ちない範囲で過大契約を避けます。
エリアの料金制度 地域や料金プランによってアンペア制でない場合があります。 検針票や契約中の電力会社の料金表で確認します。

世帯別の契約アンペア目安

世帯人数だけで決めるより、同時に使う家電で確認する方が実態に近くなります。下表は最初の仮置きとして使い、実際には上の計算ツールでピーク時間を入れてください。

一人暮らし

20Aから30A

電子レンジとドライヤーを同時に使うなら30A寄りです。

二人暮らし

30Aから40A

調理家電とエアコンの同時使用が多いなら40Aを検討します。

三から四人家族

40Aから50A

夕食時に電子レンジ、炊飯器、暖房、ドライヤーが重なる家庭向けです。

大型家電が多い家庭

50Aから60A

IH、乾燥機、複数エアコン、在宅ワーク機器が重なる場合に検討します。

家庭用のアンペア数を調べる手順

契約アンペアを計算するときは、月間の電力量ではなく、家電を同時に動かす時間帯の電流を確認します。電気代の請求書にある月間kWhだけでは、朝や夕食時に何A必要かは分かりません。検針票、電力会社の会員ページ、分電盤の表示から現在の契約方式と契約容量を先に確認し、次に使う家電の定格電力や定格電流を集めます。

  1. 冷暖房、調理、給湯、洗濯、在宅勤務など、同時に動かす場面を一つ選びます。
  2. 機器の銘板や取扱説明書でW、A、Vのいずれかを確認し、入力値の単位をそろえます。
  3. この計算ツールに台数とその他の電流を入力し、必要なら余裕率を調整します。
  4. 表示された契約アンペア目安を現在の契約と比べ、実際の料金表と契約条件を確認します。

家電に電流値が書かれている場合は、その値を優先してください。電力しか分からず、単相100Vの抵抗性負荷として近似できる場合は「電流A ≒ 電力W ÷ 電圧V」で概算できます。たとえば1,200Wなら100Vで約12Aです。ただし、モーターやインバーター機器は力率や起動時電流の影響を受けるため、消費電力を電圧で割った値と銘板の定格電流が一致しないことがあります。

契約アンペア計算の例:夕食時の同時使用

初期入力では、エアコン7A、電子レンジ15A、ドライヤー12A、冷蔵庫3A、テレビ2A、照明4Aを同時に使う例を表示します。合計は43Aです。15%の余裕を加えると43 × 1.15 = 49.45Aになり、ツールはこの値以上となる標準候補の50Aを示します。現在の契約が30Aなら、この想定では余裕が足りない可能性があるという読み方になります。

家電・条件入力例確認すること
エアコン7A × 1台冷暖房能力や運転モードで実際の電流が変わります。
電子レンジ15A × 1台消費電力ではなく、銘板の入力電流を確認します。
ドライヤー12A × 1台強運転を使う時間帯が重なるか考えます。
冷蔵庫・テレビ・照明合計9A常時使用分も足しますが、待機電力と定格値は区別します。

この例は同時使用の組み合わせを考えるための初期値で、家庭の実測値ではありません。炊飯器、電気ケトル、IH、洗濯乾燥機、電気暖房を追加する日は合計が大きく変わります。いつも全部を同時に使わないなら、実際の生活時間に合わせて台数を0にするか、場面を分けて複数回計算します。余裕率を大きく設定するだけで、契約容量や必要な設備が自動的に確定するわけではありません。

計算結果と基本料金差額の読み方

「同時使用アンペア」は入力した家電の目安電流を足した値、「余裕込み必要量」はその合計に余裕率を掛けた値です。「契約アンペア目安」は、余裕込み必要量を下回らない標準候補を表示します。60Aを超える場合は60Aを推奨値として固定せず、同時に使う機器を分けられるか、契約方式がアンペア制か、主開閉器や分岐回路の容量がどうなっているかを確認します。

基本料金差額は、ツール内の比較用料金値と選択した現在の契約との差です。実際の請求額は電力会社、地域、料金プラン、契約開始時期や割引条件によって異なります。アンペアを下げても使用電力量や従量料金が自動的に減るわけではありません。変更を申し込む前に、契約中の電力会社が公開する料金表と変更条件で再確認してください。

集合住宅やオール電化住宅では、主開閉器契約、kVA契約、電力会社ごとの独自メニューなど、単純なアンペア制と異なる場合があります。分電盤に表示されたブレーカー容量が、そのまま料金上の契約アンペアとは限りません。契約書や検針票の契約種別を見て、ツールの結果を比較の入口として使いましょう。

200V機器や契約方式が異なる場合

このページに並ぶ家電の目安電流は家庭内の同時使用を整理するための概算値です。200Vのエアコン、IH、エコキュート、EV充電器などは、100V家電の電流と単純に同じW換算で足せません。カスタム入力には取扱説明書や銘板にある入力電流を使い、電流表示がない機器は電力会社または電気工事店に確認してください。三相機器や動力契約の負荷も、この家庭向け一覧だけで判定しないでください。

分電盤の分岐ブレーカーが落ちる場合は、家全体の契約アンペアではなく、特定回路の容量や回路への負荷集中が原因のことがあります。契約容量を上げても分岐側の問題は解決しないため、どのブレーカーが動作したか、どの機器を同時に使ったかを記録して相談してください。異音、発熱、焦げた臭い、繰り返す遮断がある場合は、計算を続けず設備の点検を依頼します。

アンペアを下げる前に確認すること

契約アンペアを下げると基本料金は下がる可能性がありますが、使用量そのものが減るわけではありません。ピーク時に容量不足になると、分電盤の主開閉器やスマートメーター側で遮断されることがあります。

関連する計算ツール

電気代計算

契約アンペアで変わる基本料金を月額試算に入れます。

料金を計算する

電力計算

家電のW数と電圧からアンペアの元になる電力を確認します。

W数を確認する

電流計算

消費電力と電圧からアンペア数を求めます。

Aを計算する

ブレーカー容量計算

分岐回路や設備側のブレーカー選定目安を確認します。

容量を見る

参考になる公式情報

契約アンペア計算のよくある質問

100V家電では「W数 ÷ 100」がアンペアの概算です。同時に使う家電のアンペアを合計し、10から20%程度の余裕を見て、標準契約アンペアに切り上げます。

一人暮らしや家電の同時使用が少ない家庭は30Aで足りることがあります。電子レンジ、炊飯器、エアコン、ドライヤーを同じ時間帯に使うなら40A以上を検討します。

アンペア制の料金では基本料金が下がる可能性があります。ただし、電力量料金や使用量は変わらないため、節約額は基本料金差額が中心です。容量不足でブレーカーが落ちるなら下げすぎです。

関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力などでは、一般家庭向けにアンペア制ではなく最低料金制を採用するプランがあります。契約方式は地域と料金メニューで変わるため、検針票や電力会社の料金表を確認してください。